【nicolaudie】ESA PRO2のトリガーデータ移植について
- 2023.04.07
- チュートリアル
- ESA PRO2, nicolaudie
こんにちは、ちゃんきぃです!
今回はESA PRO 2の使用方法について、下記のお問い合わせをいただいたので、解決方法をご紹介します。
ESA PRO2でシーンを作成、デバイスに書き込みまで行ったが、他のデバイスに書き込む場合、シーンは同じように書き込めるがトリガーは同じものをコピーして書き込みができない
nicolaudieのフォーラムを見てもいい方法が見つからず四苦八苦してましたが、下記の方法で丸々同じデータを書き込む事が出来ました。
ESA PRO2では通常立ち上げてSLESA-U11をPCに接続すると以下の画像が開きます。
コネクトしたデータをクリックしてプロパティのデータを見るとトリガーが1トリガーになっている事が確認出来ました。
ここで「SLESA-U11_B」を見ると3トリガーが設定されていますのでこれを接続しているU11に書き込んでみたいと思います。
万が一の為に備え、編集している「.arc2」のショーデータは複製やバックアップ等を取ってください。
画面右側のプロパティにあるシリアルを見ると青文字で記載されているのが確認できます。
こちらでこの作業ファイルに保存されている各デバイスのシリアルナンバーを変更する事が出来ます。
変更の方法が青文字で表示されているシリアルナンバーをクリックして直接入力する方法と
画面左側のデバイスからシリアルナンバーを変更したいデータを右クリックしてedit→接続しているシリアルナンバーをクリックまたはCustomをクリックして直接入力する事で変更が出来ます。
変更する際、「すでに割り当てられているシリアルナンバーだけど割り当てて良いか」と言う内容の警告が出ますので問題なければYesを教えてください。
変更後、変更したシリアルナンバーは表示され、元々割り当てていたデバイスデータはシリアルナンバーが割り振られていない状態になってます。
また、デバイスインポートが切れていますので画面左上にある雷⚡マークをクリックして該当のシリアルナンバーをアクティブにしてください。
その後、いつも通り書き込みを行うとトリガー込みで動く事が確認されました。
ここで思ったのが、始めから両方とも同じシリアルナンバーを割り当てたらよくないか?と思いましたので合わせて実験した内容もお伝えします。
以下画像の様に同じシリアルナンバーを割り当ててデバイスインポートを見てみるとチェックボックスは2つあります。
3トリガー設定している下の方に緑の雷マークは表示されてチェックを行えるので、先ほどの流れと同じくチェックしてからデバイスに書き込みを試みます。
書き込みができないという内容のエラーが発生し、デバイスインポートを見ると下の部分のチェックが外れていました…
どうやら最初に同期、割り当てしたシリアルナンバーのデバイスデータを優先していると思われます。
書き込みを行いたいデータは、片方のシリアルナンバーを削除しないといけないみたいです。
複数SLESA-U11等をお持ちの方でトリガーをそのまま移植したい方はお試しいただければと思いますが、お試しされる際はデータの複製、バックアップをお忘れなく!!
その他使用方法について疑問点がございましたらお気軽にお問い合わせください!
ではまた!
イースペック東京営業所勤務。照明機器の新製品情報やレポート等について紹介をいたします。
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