月曜ZERO88講座其の26【パラメーターの保存について】
- 2020.05.25
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こんにちは、ライヒーです。
今回は前回の続きで、zero88のソフトウェアでタグが付くという考え方の紹介をしたいと思います。
前回の記事はこちら
月曜ZERO88講座其の25【カラーパレットからプレイバックを保存した場合のカラーミックス】
ホイールを操作して数値が変更されると、数値の背景がブルーに変わります。
これがタグが付くという事になります。
上の画像はRGBWの灯体をパッチして、ロケートの状態になっています。 ロケート(HOMEボタンを押す)にすると、Red Green Blue Whiteが全て255になり、デフォルトが全て0であったので、そこから数値が変更したのでブルーのタグが付きます。
上の画像の場合はGreen Blue Whiteの数値をタッチしてタグを外し、Redだけを残してこれから保存しようとしている状態です。
ここでRECボタンを押して保存すると、以下の画像のように、タグを残したRedのみが保存されます。
他の色に関してはデータは全くこのキューには保存されていません。
そしてRECボタンを押した後に表示されるRecord Optionは下のようになっています。
ここで注目は一番下のAttributesがポイントになります。
今はIntensityとColourに縦赤ストライプが入っています。ここの縦ストライプは赤→緑→青を押す度に変更ができます。
例えばColourが赤になっていると、タグが付いている色だけを保存し、タグが付いていない色の数値は保存しません(Redにタグが付いていて、Green、Blueにタグが付いていなければGreen、Blueのデータは保存しないという事です)。 上でやったレコードの手順通りになります。
Colourが緑になっていると、タグが付いていなくても全ての色の数値を保存するという意味になります。ホイールを触らずに0のままだったら0というデータを保存します。ストライプが赤の場合は0のデータすら保存しません。
キューの中に残すデータと残さないデータをフィルタリングしています。
緑にしてデータを入れておくとキューリストを入れた時にいったんトラッキングをいったん切る事ができます。
ストライプが青の時はカラー自体を保存しないという意味になります。
以上パラメーターの保存の紹介でした。
イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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