【zero88】新定価になった照明コンソール【Solution】を改めてご紹介!
こんにちは、ライヒーです。
WEB機材展で行ったZero88ウェビナーをYouTubeに公開しました。ビジュアライザーを使いながらシーンレコードの方法等を説明しておりますので参考にしてみて下さい。
今回は、FLXと共に値下げになった照明コンソールSolutionを改めて紹介したいと思います。
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【Zero88】FLX , Solution 定価変更のご案内
Solutionの特徴
Solutionは48本のプリセットフェーダーと、
卓の下側に10本のプレイバックが、10ページあります。
FLXの場合は、ボタンでプリセットフェーダーと、プレイバックフェーダーを切り替える方式ですので、使い方の違いがあります。
プリセットフェーダー/クロスフェーダー
Solutionはプリセットフェーダー1本ずつにフィクスチャーをパッチする事ができ、フェーダーがそのフィクスチャーのディマーに対応しています。
カラー等のアトリビュートは右下のエンコーダーホイールの操作がメインになります。
下の画像の様に、卓右側の20個のボタンにフィクスチャーをパッチする事もでき、ここのボタンは10ページ分ありますのでここだけで最大200台までパッチが可能です。
その場合はディマーや、カラー等のアトリビュートは下のエンコーダーで操作する事になります。
プリセットフェーダーはディマー回路で使って、LEDはここのボタンにパッチするといった使い方も良いかと思います。
卓全体では最大248フィクスチャーまでパッチ可能です。
プリセットフェーダーは上段A 下段Bに分かれていてAB面のクロスフェーダーも付いています。クロスフェードは上段24本、下段24本のクロスフェードからワイドモードで48対48のワイドチャンネルのクロスフェードも可能です。
プレイバックフェーダー/マスタープレイバック
プレイバックフェーダーの10本と、卓の中心にマスタープレイバックというフェーダーが付いています。
これはプレイバックのグランドマスターでは無く、左側の10本と全く同じ様に機能します。
10本のプレイバックフェーダーの下のボタンは、色々設定が変更できるのですが、基本 GOボタンとして機能します。
卓の中心にあるマスタープレイバックの下にはGOも大きく付いており、ここにキューリストを入れておく事が多い様です。このフェーダーのみ、横にSTOPボタンと、フェードタイムのスピードを無視して手元で変更できるロータリースイッチが付いています。
キューリスト/チェイスの保存方法
zero88の卓は全ての機種で、キューリストかチェイスで保存していくかを最初の段階で決めていくのではなく、2個めのシーンを保存しようとRECボタンを押す時に、キューリストかチェイスにするかを決定していきます。(上画像)
また、保存したリストをGOで進めるかチェイスで進めるかは後からでも変更可能です。
外部接続
本体にVGA端子が付いており、外付けモニターの接続が可能です。
モニターが無い場合は、Wi-Fiルーターを卓背面のLANポートに接続して頂き、タブレットやiPhone、 Apple Watch、Androidでネットワークを組めば簡単にキューリストをモニターする事や、遠隔操作で打ち込みを行う事もできる様になります。これは仕込みの段階ではとてもおすすめです。
アプリはApp Store等からフリーダウンロードできます。
ダウンロードはこちら
ZerOS Software
Solution仕様
電源 | AC100V~260V 47-63HZ |
端子 | Art-net 入力 RJ45 イーサコンインプット |
プロトコル | DMX512(1990), DMX512-A |
DMX出力 | 4ユニバース 2048CH |
DMX 端子 | 入力5pinオス XLR1系統/ 出力5pin メス XLR4系統 |
オーディオ入力 | 1/4インチ フォンジャック 100mV~10V |
USB ポート | フロントx1 背面x3 ※タッチスクリーン/キーボード/マウス/ストレージに対応 |
メモリー | 10000 |
フェーダー | プリセットx48, グランドマスターx1, プリマスターx2 |
サブマスター | 10 フェーダー・10 ページ・コントロールホイールx3 |
パレット | カラー/ビーム/ポジション/エフェクト各400 グループx400, マクロx400 |
出力 | DSUB 15pin(XGAモニター出力) XLR 3pin(卓上ライト出力/DC12V) |
適応温度 | 5 ℃~40℃ 湿度 5%~95% |
寸法/重量 | 115mm(H) x 765mm(W) x 575mm(D) / 16kg |
拡張オプション【WING】
また、前回に紹介したFLXと同様に、SolutionにもWINGも接続可能です。
このWINGは元々FLX用に設計されている為、プレイバックフェーダーとして使用する場合は、上のWINGの画像のフェーダー21がSolutionの2ページの頭にあたります。(下段の一番左のフェーダーが13)
卓とUSBケーブルで接続し、特に何も設定しなくても自動で認識します。
以上新定価でより身近になったSolutionを是非よろしくお願い致します。
イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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