月曜zero88講座其の34 zero88新ソフトウェア【ZerOS Ver7.9.8】機能紹介 その2
こんにちは、ライヒーです。
zero88の最新ソフトウェアzerOS Ver7.9.8がダウンロードができるようになっています。
ZerOS Ver7.9.8 ダウンロードはこちら
以前のブログでアトリビュートのColor 、Beam 、Positionに加え、Shapeというアトリビュートの追加を紹介させて頂きました。
前回の記事はこちら
月曜zero88講座其の33【ソフトウェアZerOS 】新バージョン 7.9.8 公開されました
Beamの中からGoboのパラメーターが切り離されShapeの中に入り、Shape単独でキューにタイムを入れられるようになりました。
7.9.8になって追加された機能の一つにキーボードのショートカット機能が進化しました。キーボードを接続しておけば、卓に付いているボタンの機能は全てコントロールできるようになりました。卓や、前回紹介したサーバーのUSBポートにキーボードを接続するだけで使えます。
ショートカット機能
そのまま書いてあるショートカットの項目を操作する事ができます。
例えば、ファンクションキーのF1を押すとパッチしたフィクスチャーの1番を選択できます。
卓側のFanction ButtonがキーボードのEndボタンにあたり、このキーを押す事でF1キーはプレイバック1のCue1のGOに変化します。
その後のCueの進行はスペースキーが、卓の「GO」ボタンと同じ意味になります。
他にも、PキーがPositionであったり、RキーがRecord、CキーがColorであったりと機能の頭文字となっています。
Shiftキー
Shiftキーが黒くなっています。 Shiftキーを押しながら他のキーを押すと通常の操作と違う項目が表示されます。
例えばFキーはそのまま押すとFullの機能になりますが、Shiftキーと一緒に押すと、Rem Dimの機能になります。
Ctrlキー
Ctrlキーが黒くなっています。Ctrlキーを押しながら他のキーを押すと通常の操作と違う項目が表示されます。
例えば数字の1~4がCtrlキーを一緒に押すとUDKボタンになります。(FLXのみ)
zerOS server
以前ブログで紹介した新しいコントロールサーバーのzerOS serverには、全面のボタンが少ないのでキーボードを接続する事で完全に操作する事が可能です。
記事はこちら
zero88新製品 ZerOS搭載照明制御システム【zerOS Server】登場
サーバーのメインの卓のバックアップ機能がありますが、単独で使用する事も可能です。
・zerOS Server 4Universe (定価40万円)
zerOS Server 製品ページ
Wing
zero88 拡張フェーダー Wing(定価27万円)
WING 製品ページ
拡張フェーダー 【Wing】をzerOS server 4Universeにキーボードと外部モニターを接続し、zerOS server 4Universeの起動ソフトウェアをFLX(他にもFLXSやSolutionも選択可能)とすれば、実際のFLXと全く同じ様に操作する事もできます。
FLXの定価が75万円ですので付属品があれば設備向けにはなりますが実はこちらのシステムの方が安くなります。
新ソフトウェア7.9.8、是非試してみてください。
イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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