【zero88】相対的な位置関係を保ったままエンコーダーホイールでのポジション移動について

こんには、ライヒーです。
今回はFLXシリーズに4個付いているエンコーダーホイールの設定の中で、
ホイールを回した時にポジジョン　カラー　ビームに影響を与える設定方法について紹介します。設定の際の何かのヒントになればと思います。

Wheel modeを確認

上の画像はSET UPボタンを押しながらPositonボタンを押した時に表示される画面です。
一番上のWheel modeが現在Relativeになっています。

例としてムービングライトの位置関係は上の画像のポジションになっています。

RelativeとAbsolute

Relativeになっている状態でTiltのエンコーダーをぐるぐる回すと上の画像の様に、各1台ずつが最初の相対的な位置関係を保ったままTiltポジションが推移します。
逆にAbsoluteにしておくと、各1台ずつの距離間を無視して全台数が同じ数値でポジションが推移します。
カラーや、ビーム形状も同じ考え方でカラーホイールの色の距離を保ったまま、ゴボホイールの距離を保ったまま指定した複数のフィクスチャーに変更を加える事が可能になります。
一気にまとめて同じゴボや色にしたい時は絶対的なAbsolute設定にし、相対的に距離を保ったまま移動したい時にはこの設定は便利です。　参考にしてみて下さい。

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ライヒー

イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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