What’s ALCONS AUDIO Vol.5【ALC Sentinelパワーアンプ/スピーカーコントローラー】
- 2021.06.11
- 雑記
- ALCONS AUDIO
今日は結婚記念日、スタッフPです。
本日のWhat’s ALCONS AUDIO Vol.5は、ALC Sentinelパワーアンプ/スピーカーコントローラー編です。
過去の記事はコチラ
Vol.1 会社案内編
Vol.2 リボンドライバー編
Vol.3 リボンドライバー編(続き)
Vol.4 指向性編
ALC Sentinelパワーアンプ/スピーカーコントローラー
Vol.2~Vol.4で述べてきたALCONS AUDIOの特徴を最大限発揮させるには、ALC Sentinelパワーアンプ/スピーカーコントローラーをご使用ください。
それではここからは、ALCONS AUDIOの心臓部であるSentinelパワーアンプ/スピーカーコントローラーの特徴を簡単にご紹介させて頂きます。
Sentinelには出力の違う2種類のモデルが存在します。
4x 750W/4ΩのSentinel3と、4x 2500W/4ΩのSentinel10です。
共通の特徴は以下の通りです。
1)最大192kHzに対応するAES3デジタルインプット搭載
2)4.3インチタッチスクリーン + マルチLEDロータリーエンコーダーによる
コントロールが可能
3)Signal Integrity Sensing™ dynamic cable compensation(以下SIS)
センシングシステム搭載
4)ダンピングファクターは脅威の10,000!
5)完全に冗長化したSMPS + 4つの独立したパワーアンプ部
6)アップデート可能なDSPプロセッサー
この中でも特に注目して頂きたいのが4項目目のダンピングファクターの数値!
10,000です、10,000!
しかもアンプ個体のそれではなく、スピーカーケーブルまでも含めたシステムとしてのダンピングファクターが10,000なんです。
通常一般的なスピーカーケーブルを10m引き回すと、その先ではダンピングファクターは1/10になるといわれています。
対してSentinelのダンピングファクターが、ケーブルの先でもカタログスペックを保てているのはなぜか?
その答えはSIS™というセンシングシステムにあります。
SentinelのスピーカーアウトはNL4の1±で信号を送り、2±でセンスバックを取っています。
そこで入力ケーブルの抵抗を測定し、常に出力インピーダンスをゼロに調整することで補正しています。
結果、10,000という数値はアンプのダンピングファクターではなく、システムそのもののダンピングファクターになるのです。
少し長くなったので、本日はこのへんまで。
次回はSentinelのコントロースソフトウェア、ALControlのご紹介を予定しています。
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大阪本社勤務。音響機器担当。主にWharfedale ProやALCONS AUDIO製品について投稿します。記事一覧
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