zero88チュートリアル 【トラッキングのオンオフについて】
- 2021.06.28
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こんにちは、ライヒーです。
今回は、キューをレコードしている時のzero88のトラッキングの切り替えの方法について紹介したいと思います。
設定方法
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設定画面の一番下にTracking optionsがあり、ここをEnabledにするとトラッキングが可能になります。これでトラッキングになりますというより、トラッキングの準備ができました。の方がニュアンスが近いです。
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Enabledにすると、レコードボタンを押した時にSmart tagが表示されます。 Smart tagはインテンシティーが0のフィクスチャーで、他のアトリビュートに数値が入っていてもそのアトリビュートの数値は保存しないという謎のルールがありますが、Smart Tagの表示の色を変えることでトラッキングのオンオフを切り替えられます。Smart Tagが赤くなっているとトラッキングオフになります。
一個一個キューを組み立てていきたい場合は、トラッキングオフの状態(Smart Tagを赤)にしておく必要があります。
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キュー1
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キュー2
Smart Tagを青くしておくと、前のキューが残った状態になります。
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キュー2の状態
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キュー2をレコードする際に上記の表示が出ますが、
これは結局キューがトラッキングになるという事で、フェーダーを上げた状態で保存してくださいという意味と筆者は解釈していますが、いや 違うとのご意見がありましたら東京営業所までご連絡頂ければと思います。
プレイバックのフェーダー全体をトラッキングにするかどうかの設定ではなく、保存する時にキュー単体でトラッキングにするかどうか設定できるのはzero88の面白いところかと思います。 参考にしてみてください。
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イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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