【Visual Productions】DALI プロトコルとDMX のハイブリットコントローラーDALICOREのご紹介

こんにちは、ツッキーです。今週はDALICOREをご紹介します。

DALI COREは、建築照明に適したDALI プロトコルとDMX のハイブリットコントローラーです。64台のDALIフィクスチャー、32台のDMXフィクスチャーを接続できます。

DALIとは

DALIDegital Addressable Lighting Interface)は、設備系照明機器の制御に適した共通プロトコルです。
ヨーロッパを中心に広く普及していおり、アメリカや中国、韓国でもDALIが広がりつつあり、日本でもDALI対応の機器を扱うメーカーが増え始めています。
照明器具の点灯状態を個別に制御し、動作確認や消費電力の計測等の双方向通信が可能です。また、国際規格のDALI準拠の照明器具であれば、メーカー問わず接続が可能です。
照明だけでなくDALI を取り入れた連携制御システムで照明と空調、ブラインドなどを一括制御することが可能なので、ビル管理のシステムなどに導入されています。

DALI照明機器の使用方法

まずDALI照明機器使用するには以下の写真のような、DALI電源(DALI Power Supply Unit)というDALIのネットワーク上に電圧をかけるための機器が必ず必要であるとのことです。

以下はDALICOREのWEBインターフェイスのDALI PATCHの画面ですが、DALICOREDALI電源(DALI Power Supply Unit)が繋がっていないと、以下の画面のように”No DALI power supply detected(DALI電源が検出されません)” という表示されてDALI機器のパッチができません。

以下の図のようにDALICOREとDALI電源を繋ぐとDALICOREがDALI電源を検出します。

DALI機器のパッチ方法

DALIは制御信号を送る、だけでなく、機器からのフィードバックを受け取ることもできるのでDMXのRDMのように、DALICORE側からDALI機器を検出し、0〜63のアドレスを振り分けることができます。

今回はDALI機器のパッチまでやりました。次回以降DALIとDMXの変換などDALICOREでできることを探っていきたいと思います。

B-Station2の3Uサイズラックマウントも入荷しました。

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