【演出照明の必須アイテム】スモークマシンを使った演出実験をしてみました

【演出照明の必須アイテム】スモークマシンを使った演出実験をしてみました

3年ぶりのフェスに行きましたが、ニューアイテム スプレー日焼け止めを駐車場に入れた瞬間忘れた事に気づきました。3年分の日焼けとなりました。 名古屋 岸本です。

今回はこちら・・・

スモーク演出のススメ!!

NOVACORP AF-1.0

ここ最近スモークについてのお問い合わせが増えております。
機材については以前ご紹介しておりますので上記のリンクから参照下さい!!

最近ではコロナ渦の影響か、スモークマシンを使って空気の流れを見たいなどの意外な使用方法での問い合わせもいただきますが、当社では舞台照明に必須の機材として扱っております。
ただ照明に詳しくない方や音響の方には、なぜスモークマシンが舞台照明で必要なのか、どれぐらい効果があるのかなど不明点が多い方もいらっしゃるかと思いますのでここで実験してみたいと思います。

実験機材!!EL5 BEAM

今回はBEAMムービングEL5 BEAMを使って比較していきます。

スモークなしで照射

まずはOPENでフォーカスのみ合わせます。
そこにGOBOをいれると照射面にGOBOの柄が出ます。
さらにプリズムを入れる事で多面化する事が出来ます。

スモークなしでの照射は、GOBOの照射と物体を照らす演出ができます。

GOBO+プリズムローテーション

スモークありで照射


同じ焦点距離でほぼ同じ演出を行いましたがスモークがあると、灯体から照射箇所までの光の筋が可視化する事が出来ます。

この状態だとある程度明るくても演出はキレイです。

GOBO+プリズムローテーション 光源正面

OPEN+プリズムローテーション 光源裏側

応用編 演出してみる!!

それではライブなどでもよく見る演出をイースペックの事務所で再現します!!
今回は客あおりでよくあるプリズムローテーションで光の筋を作ります。
それを光源正面より見る事で光の中にいるような演出となります
言葉より画像の方が分かるかと思います。

OPEN+プリズムローテーション

では暗転ではなく外光を入れた状態だとどうしてこのような演出なのか丸見えとなります!!

スモークが残っているので外光が入っても筋が見えております。

動画だと映えますよ!!

この状態で焦点距離が長くなると円が広くなるので中心部から覗く演出となります。

ただスモークが充満しすぎると逆に見えなくなります。
また光が透過する量も減るので光量が減ったり色味が変わったりもします。
煙の流れない花火大会状態となります。

今回はだれでも分かりやすくスモークが演出がどのように出来上がるか実験して実際に演出してみました。
これらの演出は機材さえあれば誰でも可能となります。
今回はムービングを使用しましたがエフェクトライトでも可能です。
お手軽に出来ますので担当営業やイースペックにご相談下さい!!