[機材展2024] 照明及びレーザーの制御に関してまとめてみた
- 2024.07.02
- 未分類
おはようございます。T島です。
先日の機材展では多数のご来場ありがとうございました。
昨年に比べてムービングライトなどの新製品が数多く出てきており、ライティングショーでも使用させていただきました。
タイムコード中心のショー
そして昨年に引き続きショー自体はタイムコードで進んでいっていたわけですが、今回はそこにレーザーとプレゼンテーションも絡んでおりました。
上記の写真では隠れておりますが、【Visual Productions/Time core】とBrightsignのメディアプレーヤー、HD1024も存在しております。
プレゼンテーション部のシステムチャート
全体像としては以下の画像の通りです。
ざっくりと説明しますと、Cubaseから、ナレーションを含む音声信号を音響機器に、SMPTEでタイムコードを【Visual Productions/Time core】にを送ります。
そして【Visual Productions/Time core】でタイムに合わせてBrightsign/HD1024に対し、UDPを送信してプログラムの内容に合わせた画像を呼び出し、プロジェクターに表示させます。
そうすることでプレゼンテーションもタイムコード合わせで動作させておりました。
下記Brightsignの設定ですが画像ごとにUDPの入力イベントを追加していきます。
そして【Visual Productions/Time core】の設定では受けたタイムコードのタイムに合わせてUDPを送信する設定を行います。
以上がプレゼンテーション側の設定でした。
そしてレーザーに関しては【PANGOLIN/BEYOND】でキューを組んだものをENTTEC/DMX USB PROを介してPCにDMX信号を送信しGRAND MA側でキューを叩いております。
ざっくりした説明でしたが、そんなこんなでタイムコードさえきっちり走ればあとは見守る。そんなプレゼンテーションを今年は行わせていただきました。
事前準備のメリット
事前準備に時間が必要ですが事前のシミュレーションも行えるので本番を安心して迎えることのできたシステムでした。
今回のシステムを流用すれば映像が絡む演出など簡単にできるかと思います
システムに関するご相談も受け付けておりますので是非お問い合わせくださいませ。
機材展へのご来場本当にありがとうございました。
イースペック株式会社大阪本社勤務。照明機器の新製品情報や、PANGOLINなどのレーザーソフトウェアやレーザー製品について投稿します。記事一覧
-
前の記事
【Visual Productions】 4ポートPoEスイッチングハブ発売!! 2024.06.28
-
次の記事
【機材展2024】にてWLA-1 Seriesのパワードモデルを初披露しました! 2024.07.05