電球価格改定/LED化のススメ

こんにちは!名古屋営業所マーノです。この前さくら🌸祭りに行ってまいりました。
夜間は川沿いズラりと200灯のパーライトでライトアップされ、電球の柔らかな表現がとても良きでした✨

桜といえば!桜材のギターが盛り上がっていますよね、見た目は良しとしてトーンウッドとしてどんな音するんだろう、、、ちなみに僕はアッシュ材信者⛪です。。。

さて、電球の話に戻しまして💣昨今の電球の価格事情は厳しいです。直近も2025年4月にUSHIO製品の価格改定もありました。ランニングコストを抑えるためにLED化をお問い合わせ頂くこともありました。

今回は実際に自分にお問い合わせがあり紹介させていただいた

パーライト    e-lite 64J シリーズ
フォロースポット e-lite TRACER MINI / LFS-500
フレネルスポット SILVERSTAR FREZNO 100 SD

の3機種のご紹介です。

入替候補選び方のポイントも紹介です❕❕

LEDパーライト e-lite 64J シリーズ

パーライトというとタコ焼き機🐙のような丸い粒が見えてるものを想像しませんか?それだとパー缶から付け替えた時に現場によっては違和感があります。そんなお悩みには64のロング缶と同じ見た目の64Jシリーズオススメです。

パー缶と同じ見た目をしている64Jシリーズは三種類
64J1K-Tungsten V2 OZ | イースペック株式会社 3000K CREE社製100W ホワイトCOB LED
64J1K-Daylight | イースペック株式会社  5700K CREE社製100W ホワイトCOB LED
64J-RGBW V2 | イースペック株式会社 フルカラー🌈 120W QUAD(RGBW) LED

白色系は品番に「1K」と入っている所から察せられるように1000Wのパーランプ換算のモデルとなっております。※すべてのLED100W素子=電球の1000Wではないのでご注意を!

せっかくLEDを買うのならカラーの出るものを検討するケースも多いです。
多色のLEDで注意しなくてはならないのはLEDの構成数、種類です。RGB、RGBW、RGBL…様々な組み合わせの灯体があります。これ○in1の素子かで単色の明るさに差がでます。

Ex1.64Jシリーズにて赤色を出したい場合
①RGBWのモデル 120Wの素子の赤 4in1
②5600Kのモデル 100Wフル出力+赤のフィルター
フィルターをかます分②は光量は落ちますがそれでも①と②では明るさが違ってきます。

Ex2.同じ15W LED素子を24 個のモデル
ELF PAR 56 QUAD | イースペック株式会社 RGBWのQUAD構成
ELF PAR 56 HEX | イースペック株式会社 RGBWA+UVのHEX構成
この2機種単色時の光量に若干差が出てしまうのです。
ただ構成が多ければ調色で利便性があります。特に「+UV」の有無は大きいです。

例えば弊社でも取り扱いが増えているRGBL(ライム)はフル出力した際にRGBと比べて「白が青白くない」といった特徴があります。フル出力時で人肌にあたった色味が青ざめなくなりますよ。

フォロースポット e-lite TRACER MINI / LFS-500C

続いてはフォロースポット「TRACER MINI / LFS-500C」こちらは品番の「500」から察せられるようにハロゲンランプ500W換算のモデルです。

税抜定価¥150,000(2025年4月現在)というリーズナブルな価格で幅広い層に選ばれております。

実は昨年秋に型番末尾に【C】の文字が追加されマイナーアップデートされてるのです!背面のフェーダー折れ防止の為に枠が追加され左右からのダメージを物理的回避し強化されております💪

単純で分かりやすい操作感と強固な作りの為、学生が触るような場面にもお勧めです。

イースペックでは灯体に合うキャスター付きのスタンド等もご案内しています。是非ご相談ください!

フレネルスポット SILVERSTAR FREZNO100SD/200SD

最後に紹介するのは位相調光も対応のLED灯体です。

電球のおよそ各換算
500W=FD3 / FREZNO 100 SD | イースペック株式会社
1000W=FD4 / FREZNO 200 SD | イースペック株式会社

LED化で1番大変なのは電源です。調光電源ではなく直電源のLED灯体を導入するには電源周りの更新も必要。となると大変な予算💰になってしまいます。

「まずは灯体だけでも😢」といった声に対応できるのがこの灯体です。電源の入力種類は自動判別してくれるので難しい事は考えずお使いの環境に合わせて使用可能です。DMX操作可能なので未来へのステップも兼任してくれるのもポイントです。

ただこの機能ちょっと癖があります。

入力値が0になったとき電源がOFFになるので0→1に起動時間が入り若干ラグが発生してしまいます。

フェーダー 0-5-10-15-20-25・・・
本体電源  0-0-10-15-20-25・・・

このようになってしまうのです。0-10区間もディムはかかるのでそんなにガクガクとはならないですが、初見は「アレ?フェーダーあげたのに?」といった挙動なので導入検討時はデモ機にて実際に確認してみてください。

ただ回避する方法もあり自分はDX-402A | イースペック株式会社を使用していたのですが入力最小値を1にして完全に電源が落ちないように制御することによって回避できました。

DMX操作する際はそういったラグは一切なく綺麗にディムもかかります。

まとめ

LED化のススメとして書いてきました。舞台照明ではまだ電球にしか演出できない良さがあり100%LEDに切り替わっていません。

電球と一緒に使用した際にも違和感のないディムカーブであったりT-ONE | イースペック株式会社のように縦目横目の再現フィルターを搭載できる灯体も出てきています。

今後もLEDの技術進歩に期待ですね🥰!

1番良いのは自らの目で比較していただく事です。弊社取り扱い灯体は基本的にデモ機ございます。デモ機の貸出お気軽にお問い合わせ下さい!

よきキラキラライフを~✨