月曜ZERO88講座其の16【照明現場で使えるFLXS Liveポン出し活用術!】
こんにちは、ライヒーです。先週は細菌性胃腸炎にかかり七転八倒な一週間でしたが皆さま体調いかがでございましょうか。いろんな防御をされているかと思いますが十分ご注意くださいませ
さて、体調と気を取り直して今週のZERO88講座はFLXとFLXSの本体タッチモニターを活かした、プレイバックフェーダーを使わないで、シーンをタッチするだけで再生させる方法を紹介したいと思います。
この方法にはMacro機能を使います。
え?FLXSにはMacroボタンが付いていないですがどうやって出すの?と思われる方もいるかと思いますが、
この方法が本国メーカーサイドの考えと合ってるかどうかはアイドンノーですが見つけた方法を書いていこうと思います。
Macroパレットを出す
上の画像はFLXS24なのですがMacroボタンが無い為、FLXのようにMacroボタンを押してMacroパレットを出すという事ができません。
どうしたらMacroパレットを出すかというと、
なんのブランドのフィクスチャーでも構いません、ご自身でPCで作成されたフィクスチャーデータでも、Macroが入っている機材をフェーダー一本にパッチします。
ここでいうMacroはフィクスチャーマクロになります。Lamp搭載のフィクスチャーであれば必ず入っていますね。
上の画像の様に用にBeam~Positionとアトリビュート欄を右横にめくっていくと。Macrosと表示されるのでここをタッチしてブルーにしておきます。
もうお気づきかもしれませんが、この方法を取る段階でMacroと引き換えに、フェーダー1本死にます。(パッチしているので)
Macrosをブルーにしておくと、パッチしたところのフェーダーを下げ切ってもまさかのMacrosだけが残ってくれます。
この画面を活用してどんどんここにMacroを突っ込んでいけます。240Macro入ります。
Macroのレコードの流れ
Recボタン
↓
crosパレットの空いてるところをタッチ
↓
上の画像の様に
「Would you like to record button pushes (keys) or syntax comands(commands)?」
(ボタンのプッシュ(キー)または シンタックス コマンド(コマンド)を記録しますか?)
と聞いてくるので今回はCommandsを選択します。
↓
次に今回のお題はプレイバックをMacroに入れてタッチモニターに入れて呼び出す事なので、既に保存しているプレイバックフェーダーのボタンを押します。
しかし!デフォルトの状態はボタンがFlashになっているのでいくらやってもこれではコマンドとしてボタンを認識しません。
ですので下の画像の様に、プレイバックボタンの設定画面を開き、一番下の項目のFlashをGOに変更します。
最後にもう一回、タッチモニター上のさっき押したMacroパレットの空いているところをタッチすればセット完了です。
この方法を使えばFLXSでモニターをタッチするだけでシーンを再生する事が可能です。
当然FLXでもこの機能は利用可能です。是非試してみてください。
イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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