月曜ZERO88講座其の17 【照明現場で使えるFLXS Liveポン出し活用術Ⅱ】
こんにちは、ライヒーです。
前回、FLXSのタッチモニターを使ったシーンポン出しを紹介しましたが、今回はその続きで、キューリストとチェースをMacroに入れる方法を書きたいと思います。
キューリストをMacroへ保存
Macroへの保存の手順は前回の記事を参考にしてください。
月曜ZERO88講座其の16【照明現場で使えるFLXS Liveポン出し活用術!】
- RECボタン
- タッチモニター内の空いているマクロ番号をタッチ
- Commands
ここまでは同じですが、これだとキューリスト自体は保存されますが、ディマーの値が保存されません。
そこで、
RECボタン→タッチモニター内の空いているマクロ番号をタッチ→Commandsの後に、使うプレイバックフェーダーを上げて最後にMacroボタンを押してください。
この手順で、ディマー値が入ったプレイバックをMacroに保存できます。そしてMacroボタンをタッチする度に、これがGOボタンとして機能します。
チェースをMacroへ保存
zero88 卓はチェースを保存すると、フェーダー下のボタン機能がデフォルトでタップテンポになっています。
これをボタン設定でGOに変更しておかないと、Macroへの保存ができません。
手順
- RECボタン
- タッチモニター内の空いているマクロ番号をタッチ
- Commands →
これ以後はキューリストの様に使用するプレイバックフェーダーを上げてからMacroボタンを最後に押します。
チェースをMacroに入れた場合はスピードの変更をする事はできません。
以上、キューリストとチェースをMacroに入れる手順でした。
イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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