月曜zero88講座其の27【Channel mix modeのHTPとLTP】
- 2020.06.01
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![月曜zero88講座其の27【Channel mix modeのHTPとLTP】](https://espec-blog.jpn.org/wp-content/uploads/2019/08/top_88_head.png)
こんにちは、ライヒーです。
今回はSETUPボタンを押した後
Settingsの中にあるChannel mix modeの使い道について紹介します。
この機能は、Solutionだけの設定です。
FLXシリーズも同じソフトウェアを使用するので、一応表示はされるようです。
Channel mix modeにはHTPとLTPのどちらかが選択できます。
![](https://espec-blog.jpn.org/wp-content/uploads/2020/05/1-1024x643.jpg)
HTPとLTPの切替方法
以下画像はSolutionの前面の画像です。
Solutionには卓の右側に20個の小さいディスプレイが付いていて、そこのボタンでHTPとLTPの切り替えができるようになっています。
![](https://espec-blog.jpn.org/wp-content/uploads/2020/05/2-2.jpg)
HTPの場合
![](https://espec-blog.jpn.org/wp-content/uploads/2020/05/3-コピー-1024x640.jpg)
まず、HTPです。
例として、上記画像のようにプレイバック1にディマー50%のキューを入れます。
画面の上側にはHTPと表示されています。
![](https://espec-blog.jpn.org/wp-content/uploads/2020/05/4-コピー-1-1024x647.jpg)
HTPの場合、キューのディマー50%を超えると数値は青から黄色に変わり、キュー50%よりディマーが下まわる入力はできません。
LTPの場合
![](https://espec-blog.jpn.org/wp-content/uploads/2020/05/5-コピー-1024x645.jpg)
一方、LTPの場合は50%を超えると数値が青から赤に変わり、50%以下にディマーを下げる事もできます。
![](https://espec-blog.jpn.org/wp-content/uploads/2020/05/6-コピー-1024x648.jpg)
デフォルトの設定はLTPになっていて、FLXシリーズはこのLTPのみの仕様になっています。
基本的にLTPのままで問題無いと思いますが修正中にキューのディマー値より下げない時はHTPの方が向いておりキューの値を引っ掛けて後から修正する時はLTPにしておかないとなりません。
以上、Channel mix modeの紹介でした。
![](https://espec-blog.jpn.org/wp-content/uploads/2019/08/hirai.png)
イースペック株式会社東京営業所勤務。主にStrandやZero88製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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