zero88新製品 ZerOS搭載照明制御システム【zerOS Server】登場
こんにちは、ライヒーです。
今回はzero88の新しく登場したZerOS搭載照明制御システム【zerOS server】を紹介したいと思います。
この1UのサーバーにはFLXと同じライティング用ソフトウェアが搭載されています。
zero88の拡張フェーダーWINGと、背面のDVI-D端子からモニターを、そしてUSBポートからキーボードをzerOS Serverに接続すれば、定価40万円でFLXと同じ機能のソフトウェアを使用する事が可能です。
本体をWiFiルーターに接続して、iOS、AndroidのWiFiの遠隔操作アプリでフィクスチャーのコントロールとショーの操作をする事も可能です。
【使用方法❶ 】バックアップ用サーバーとして使用
zero88 の卓の中でFLXとSolutionにはトラッキングバックアップという機能があります。
これはメインのFLXが不意のトラブルでオフライン、または電源が落ちてしまった時に、ネットワークで接続されたこのzerOS serverに瞬時にデータが以降し、途中から引き継ぐ機能です。(FLXSにはこの機能はありません)
下の画像はServerのバックアップ待機中の画面です。
本卓がオフラインになってからすぐにメイン画面を引き継ぎ開始します。
ServerはフロントパネルにGOボタンが付いているのでマスターのキューリストはこのボタンで進行が可能。またはキーボードを接続している場合はEnterボタンがGOになります。
【使用方法❷ 】設備用途でスタンドアロンサーバーとして使用
背面にREMOTEスイッチとMIDIのINとOUTが付いています。REMOTEスイッチはソフトウェア内のTriggersで8ポート設定可能です。
Go to cueにすれば任意のプレイバックやキュー番号を呼び出す事ができ、Macroにすれば自分で決めたMacroを呼び出す事が8ポートまで可能です。
キューリストの設定画面でMIDI time codeと同期させる事も可能です。
以上zerOS Serverの紹介でした。
イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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