wharfedale-pro DP-N DP-Fシリーズ 対応ソフトウェア【DSP Controller】アップデートのご案内
- 2022.08.05
- お知らせ
- Wharfedale Pro
ナカムーです。
以前のブログでご紹介させて頂きましたWharfedale-Pro DSP搭載パワーアンプ DP-F DP-Nシリーズのソフトウェアの【DSP Controller】の新しいバージョンがリリースされましたのでご案内させて頂きます。
アップデートの内容は以下の通りとなります。
ソフトウェア
- 「DeviceConfig」メニューが「PresetManager」メニューに置き換えられました。
- 出力の設定にノイズゲートオプションが追加されました。
- テキスト入力オプションを追加しました。
- OUTPUT設定オプションのDelayにメートルとフィートの選択が可能になりました。
- ミュートボタンのグラフィックを改善。
- OUT PUTメニューのリミッターが、ダイレクトにアクセスが可能になりました。
- リミッターメニューのテキストが改善され、「R」が「Ohm」記号に置き換えられました。
- FIRメニューにチャンネルボタンが追加されました。
- 入力マトリックスロータリーコントロールを右クリックすると、テキスト入力が可能になりました。
ファームウェア
- フロントパネルのホーム画面にアンプのラベルとチャンネルのミュートが表示されるようになりました。
- GUIが改善されました。
- メニューのスクロールが修正されました。時計回りに下にスクロールし、反時計回りに上にスクロールします。
- ファームウェアアップデートの安定性が向上しました。
バグの修正
- EQ設定がネットワーク内の他のアンプに上書きされるバグを修正しました。
- EQリセットが機能しないバグを修正しました。
- HOMEをクリックした後、またはソフトウェアを再起動した後、アンプがミュートされなくなりました。
- EQフィルターが許容範囲外に追加されても、ソフトウェアがクラッシュしなくなりました。
- フィルタタイプを変更した後、フィルタがピークに戻るバグを修正しました。
- プリセットを呼び出すときに、FIR設定が「オフ」に戻らないようになりました。
アップデート方法
アンプ本体のアップデート方法は下記の手順となります。
①.こちらより新しいソフトウエアをダウンロードし、イーサネットケーブルでパワーアンプと接続します。
※ネットワークの設定方法に関しましては過去のブログwharfedale-pro VersaDriveSeries vol.2【ネットワーク接続】をご参考頂ければと思います。
②.右上のPULLダウンメニューより、Permissionsを選択します。
③.Factoryを選択後パスワード111111を入力、その後右上×印をクリックしてPermissionsを閉じます。
④.接続されているパワーアンプを右クリックし、Updateを選択します。
⑤.Open fileを選択します。
⑥.新しいソフトウエアをダウンロードした際に同時にダウンロードされておりますBinファイルを選択します。
⑦.ファイルを選択したらUpdateボタンを押します。
⑧.Being Updated the Appの表示が出ている間、本体のエンコーダーホイールを押し続けます。
ディスプレイにBeing Updated the Appの表示が無くなったらエンコーダーボタンを離しアップデートは完了となります。
すでにご使用されておられる方は是非アップデートをお願いします。
製品等に関するお問い合わせは弊社営業部までお願いします。
イースペック株式会社大阪本社勤務。Wharfedale Proを中心に音響機器製品について投稿します。記事一覧
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