FLXSのフィクスチャーファイルの種類について
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こんにちは、ライヒーです。
今回はFLXSで読み込めるフィクスチャーファイルについて書きたいと思います。
FLXSで読み込めるフィクスチャーデータの形式
・ .zfix
・ .ift
・ GDTF
フィクスチャーを操作する際に、フィクスチャーデータが卓に無い場合は、データをUSBメモリーから読み込むか、卓内でフィクスチャーデータを作成する事ができます。
USBメモリーに保存するデータは、海外メーカーに作ってもらったものを保存するか、PCソフトウェアで作成したものをUSBメモリーに入れて読み込む事になります。
海外メーカーに作ってもらったデータは,、基本的に拡張子.zfixとなります。
自身でPCソフトウェアで作成したものは.iftとなります。
.iftは昔からあり、これはPCソフトウェア Fixture Editorで作成したものです。
.zfixは海外メーカーで作ってもらったもの、もしくは卓内のFixture Creatorで作成したものです。
卓内で作ったデータはExportは可能です。
.zflxは一つのフィクスチャーに対し、たくさんのRGBをコントロールするマルチセルのモードに対応しています。
.iftはFixture Editorソフトで作成しますが、ソフト自体がマルチセルには対応しておりません。
ともに互換性は無く、Fixture Editorでは.zfixは編集できない為、マルチセルのフィクスチャーをFLXSでコントロールしたいが卓にデータが存在しない場合は、海外メーカーでデータを作ってもらう必要があります。
この他に、FLXSではGDTFファイルを読み込むことができます。
GDTFファイルは特定のフィクスチャーメーカーのwebサイト、またはGDTF Shareからダウンロードして読み込む事ができます。
GDTFの注意点
GDTFフィクスチャーには昨今16Bitを超える制御パラメータが含まれる場合があります
FLXSは、これらGDTFファイルをロードする時には、パラメータを16Bitに変換します。
まだGDTFの読み込みについては上手くいかなかったりすることがあるので、今後に期待したいと思います。
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イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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