【Nicolaudie Wolfmix】新バージョン「Double Trouble」を確認してみよう【大型ベータアップデート】

こんにちは、ちゃんきぃです!

ダブルは行進有り!
ツッタカタッター ツッタカタッター ツッタカタッタ タッタッタ

まさかまさかのWOLFMIXに大型BETAアップデート、ファームウェア2.0がリリースされました!

その名も「Double Trouble」です!

発売以来最大のアップデートです。Wolfmix W1 MK1をお持ちの方でも、MK2をお持ちの方でもご利用いただけます!

今回は新しくなった機能をご紹介します!

最後に機材市のお知らせもあるよ!!

アプデ前の注意点

アップデートを行う方法はW1本体をPCに接続してWTOOLSを立ち上げてベータ版をインストールするだけと、アップデートする事自体は簡単です。

しかし、本ファームウェアはベータリリースであるため、どんなバグが起こるか分かりません。
まずはすべてのプロジェクトを保存してからバックアップすることを強くお勧めします。
※今動かしているプロジェクトを保存しないとアップデートできない事が確認出来ました。

WTOOLSの「プロジェクト」画面または MK2のみ本体にUSBメモリーを挿入してセットアップ画面から「バックアップ」を選択することでバックアップできます。

また、弊社デモ機でバックアップを行ってないプロジェクトが消えてました…。
プロジェクトのバックアップは必ず行いましょう!
(戒め)

後悔する前にセーブとバックアップは大事です!
ボス戦前のセーブと同じくらい大事!

ダブルFX

Wolfmixの機能の中で最も要望の多かった、同時FX数が2倍になりました。

カラーFX、ムーブFX、ビームFXそれぞれのエディット画面をタップするとディスプレイの右上に新しいボタンが追加されています。

この1、2番をそれぞれ設定するとAのムービングライトグループはPANだけを動かしつつBのムービングライトグループをTILTだけを動かす事が可能となります。

と言う事はカラーとビームも…

そう、同じようにできます!

今までは同じ動きを行う事しかできなかったですがこの機能によって演出の幅が広がりますね!

WOLFMIX Intelligence

新たなキラーコンテンツとして「WOLFMIX Intelligence」が追加されます。
この機能は今後数年間にわたって展開していく強力なコンテンツです。

その第一弾が「Intelligent Preset」になります。

PRESET画面の右上に新しいボタンがあります。
これをタップすると、中央に大きな「GENERATE PRESETS」ボタンが現れます。

使用しているフィクスチャに基づいた80個の完全自動プリセットが作成されまして使用する事が出来ます。
この新機能によって数秒でゼロからショーを構築できちゃいます!

そしてもちろん、ユーザー自身の好みに合わせて微調整や再配置、改良する事が出来ます。

現在、これはWolfmix Intelligenceの最初の機能に過ぎないとの事で今後に期待ですね!

20スロットのパレットが追加

200個のPRESETS(以前は100個)、80個のLIVE EDITS(以前は40個)、最大100個のプロジェクト(以前は6個)を保存できるようになりました。カラー、ポジション、ゴボなど、すべてのSTATICエレメントの数が20に増え(以前は10)、それらをよりよく扱うために、新しいエクスパンド・モードを導入しました。

4つのエンコーダのうち1つを押すと、20のスロットを含むパレット全体が拡大表示されます。4つのエンコーダーのうち1つを押すと、20のスロットを含むパレット全体が拡大表示されます。また、SHIFT + エンコーダーを回すことで、以前と同じように4列の「ページ」をスクロールすることもできます。

SEQUENCERSとSTATIC POSITIONSのアップデート

STATIC POSITIONSも大幅にアップグレードされました: スロットが2倍に増えただけでなく、各ムービングヘッドにオフセットポジションを作成できるようになり、全20スロットで自由なポジショニングが可能になりました。

これは、アップデートされたMOVE FXとBEAM FXシーケンサーを使用するための素晴らしいです。
シーケンスの各ステップで、どのセグメントをアクティブにするかをグループごとに定義できます。ステップ数を変更するには、SHIFTを押しながら希望のステップ番号をタップするだけです!

新しいBPM同期オプション

HOME画面で表示されているBPM値をクリックすると、エンコーダー(SHIFTで小数点)を使って手動でテンポを正確に設定できるようになりました。
今までは自分自身でタップするかAbleton等でBPMを変更、同期するしかなかったですが任意の数値で演出する事が出来ます!

JOG機能を使えば、完璧な同期のためにライブでビートを刻むことができます。最後に、新しいMUSIC BREAKオプションは、外部BPM信号が停止するとすべてのFXをフリーズします。

カラー機能の更新とLIMEのサポート

これはやっと追加されたありがたい機能でカラーピッカー画面の上部に、いくつかの新しいアイコンが追加されました: RGB+では、RGBとその他の色をより正確にコントロールできます。CMYとHUEでは、従来のRGBWAUスキームを超えて色を混ぜることができます。
特にHUEは、標準的なRGBと余分な色のバランスを定義する便利な方法を提供します。特にHUEは、標準的なRGBと余分な色のバランスを定義する便利な方法です。

その他新機能

・新しい「WOLFRIDER」ビームFX:K.I.T.T.の象徴的な Knight Riderにインスパイアされたもので、左から右へ、そして戻るように広がるビームです。

・Link control:2つの簡単な方法でフィクスチャーを同期します。

・LINK FIXTURE:すべてのフィクスチャーがまったく同じ動作をします。(Wolf Rider が複数の LED バーを横切って走り、それぞれが同期して全く同じパターンを表示すると考えてください)。

・LINK GROUP: 複数のグループが同じように動作するため、完璧なフィクスチャーソートの重要性が低くなります。

・新しいセットアップ画面:Wolfmix のロック、設定の調整、プロジェクトの管理、フィクスチャのセットアップの構成、DMX 値へのアクセス、MIDI 入力のマッピングなど、1 か所で完全な制御が可能になります。

・アップデートされた設定画面: DMX『(ユニバース出力)、』General『(コア・システム設定)、』Project『(フラッシュ・ボタンの除外)、』Presets’(プリセット内に保存されるものを定義)の4つのセクションに整理されました。

・新しいマッピング画面: ほとんどのグループ設定が移動したため、すべてのMIDIマッピングは新しい『Mappings』スクリーンで扱われるようになりました。この点に関する多くのリクエストにより、マッピング全体が新しくなりました。

メーカー側もここまで来るのにだいぶ大変な努力を重ねてきたのが伝わりますね…

これまで使用してるユーザーもこれから購入するユーザーも今後のWolfmixにご期待ください。

お知らせ

ここで2つお知らせです!

1つ目はすでに開始しておりますが今回のアップデートを記念してW1 MK2が今までの価格から値下げして販売いたします!
この値下げ価格はいつまで続けられるかは未定ですが是非お求めくださいませ!
詳しい価格については各営業担当にお問い合わせください!

2つ目は本日よりシークレットオンラインセール「機材市2025」が開催されます!
弊社ニュースレターご登録者のみ入場できるセールですのでまだの方は是非とも登録をお願いします!

今回はここまで。ではまた!