【zero88】 新定価になった照明コンソール【FLX】を改めてご紹介!
こんにちは、ライヒーです。
今回は、先日値下げになった照明コンソール FLXを改めて紹介したいと思います。
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【Zero88】FLX , Solution 定価変更のご案内
zero88の照明コンソールはjuggler以外全て同じソフトウェアで動作し、基本的には同じレコード方法になります。
FLXの廉価版にあたるFLXSとの購入を比較する際、最も違いがあるのがプレイバック数の差です。FLXS48モデルが97プレイバックに対し、FLXは241プレイバック使用できます。
定価はFLXS48 2Universeモデルが52万円、FLXが75万円になっています。
パッチ可能なフィクスチャー数
パッチできるフィクスチャーの数はFLXS48で96台となる為、それ以上の台数を使用する場合は無制限でパッチできるFLXになります。
FLXは初期状態で2048チャンネルのDMX出力が可能です。
接続端子
DMX &RDMのノイトリック5ピンXLRコネクタが2個付いていて、3Universe以上はARTNETを使用する事になります。
イーサネットはART NET、sACN、ビジュアライザ用のCITPに対応。
アップグレード
zero88 本国ホームページから最大8192チャンネルまで出力できるようになる有償アップデートも可能です。
また、手元のプレイバックフェーダーを増やしたい時にはWingの接続もFLXは可能です。これはFLXSにはできない特徴です。
WingはFLXの5個あるUSBポートに接続でき、特に設定無く自動認識します。
その他の特徴
その他FLXの詳細は下記をご覧ください。
フロントパネル
- 24マルチファンクションフェーダー(CH,プレイバック,セレクト,GO)
- 内蔵7インチマルチタッチスクリーン(PCAPテクノロジー)
- マスタープレイバックとGoボタンで、一時停止とマスターインテンシティ
- 4エンコーダーホイールとセレクトボタン
- ディファイナブル4ユーザーキー
- Syntaxキーとファミリアレイアウト
- グランドマスターとブラックアウトボタン
入出力
- DMX出力(RDM):XLR-5pin x2
- イーサネット:イーサコン
- Art-net+DMX出力 合計4ユニバース出力
- USBポート x5:セーブ/ロード/外部機器/ソフトウェアupdate
- DVI-Dモニター出力(外部シングルタッチスクリーン用)
- MIDI in / thru(ノート,タイムコード,ショウコントロール)
- D-subコネクター(8メイク接点入力用)
- 1/4”ジャック入力:音声入力
- 電源:パワコンコネクター
ソフトウェア仕様
- 2048コントロールチャンネル
- 241プレイバック
- 10,000キュー
- 240 パレット x4(カラー,ビーム,シェープ,ポジション)
- 240エフェクトパレット
- 240グループ/240マクロ
ソフトウェア特長
- ファミリアコマンドラインインターフェース
- 統合されたカラーピッカー(LEE filterのMood Boards風フィルター)
- ステージに合わせたサイズとポジショニング
- Carallon外部フィクスチャーライブラリー
- オートパレット、グループ、フィクスチャーマクロ
- ゴボプレビューライブラリー
- トラッキング/アントラッキングモード
- ワイヤレスリモート・コントロール対応(iOS、Android対応)
- イーサネット経由でトラッキングのバックアップ
以上FLXを是非ご検討下さい。
イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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