What’s ALCONS AUDIO Vol.8【シミュレーションソフトAlcons Ribbon Calculator™】編
- 2021.07.30
- 雑記
- ALCONS AUDIO
日本マクドナルドと同い年、スタッフPです。
本日はWhat’s ALCONS AUDIOの最終回、シミュレーションソフト【Alcons Ribbon Calculator™】編をお届け致します。
過去の記事はコチラ
Vol.1 会社案内編
Vol.2 リボンドライバー編
Vol.3 リボンドライバー編(続き)
Vol.4 指向性編
Vol.5 ALC Sentinel編
Vol.6 ALControl編
Vol.7 ALControl編(続き)
会社案内から始まったWhat’s ALCONS AUDIOの最終回は、Alcons Ribbon Calculator™(以下ARC3™)というシミュレーションソフトのご紹介です。
まずはスクリーンショット画面を見ていただきましょう。
このデータはフランスのCentre Orléans Métropoleという施設のものですが、このようにARC3™はスピーカーを設置する会場のデータと使用するスピーカーの位置情報及び設置角を入力することで、サービスエリアがどれくらいの音圧でカバーされているのかをシミュレーションすることが出来ます。
ARC3™は一般的に使われているAFMG社のEASE FOCUS 3をベースに作られていますので、Alcons Audioのスピーカーだけでなく他社製のスピーカーとも一緒にシミュレーションすることが可能です。
例えばメインシステムはAlcons Audioを導入するが、サテライトスピーカーは既存の他社製スピーカーを流用するといった場合でも、一画面で会場全体の音圧分布をみることが出来ます。
シミュレーションしたデータは提出用にプリントアウトも可能、クライアントへのプレゼンに有用です(下記図がプリントアウトしたデータです)。
固定設備~仮設のイベント会場まで、会場の規模を問わずシミュレーション出来ますので、Alcons Audio導入の際は、事前にARC3™を使用してシミュレーションしてみてください。
これにて、8回に及んだWhat’s ALCONS AUDIOは終了となります。
国内での導入事例も徐々に増えてきており、現場でAlcons Audioのスピーカーを目にする機会も増えてくることと思います。
もし現場でAlcons Audioに出会いましたら、その素晴らしい音質にぜひ耳を傾けてみてください。
そしてAlcons Audioに興味を持って頂けましたら、下記問い合わせページよりご連絡下さい。
デモ機もご用意してお待ちしております。
ALCON AUDIOについては、下記リンクをご覧ください。
ARC3™は無料ソフトウェアです。
下記リンクからソフトウェア及びスピーカーのパラメーターがダウンロード可能です。
大阪本社勤務。音響機器担当。主にWharfedale ProやALCONS AUDIO製品について投稿します。記事一覧
-
前の記事
【arc-tik ゴボプロジェクター とGOBOのご紹介】流行りのあれも照明で作れます!! 2021.07.29
-
次の記事
高出力で軽量なムービングスポットをお探しではないですか?!【PLUTO550 HYBRID】 2021.08.02