便利機能が追加されたzero88新ソフトウェアの紹介
- 2022.05.17
- チュートリアル
- flx, flxs, zero88チュートリアル
こんにちは、ライヒーです。
今回は、先日ソフトウェアがアップデートされたzero88の紹介をしたいと思います。
最新バージョン7.11
ポイント①
卓でフィクスチャーデータを作れるようになった。
この機能はとても便利ですが、もっと改良が望まれます。簡単なフィクスチャーデータであれば、卓にフィクスチャーデータが無かった場合に便利ですね
# of channels 1の横の+ボタンを押して、必要なチャンネル数を入れます。
上の画像はチャンネル7まで入っています。 チャンネルをタッチすると、画像のように入れるアトリビュートが表示され選択できます。
上でもっと改良が望まれると書いたのはPanの16Bitやゴボローテーション等が選択できませんのでまだ簡単なLEDフィクスチャーしか使えないようです。
作成したフィクスチャーデータは名前が入っていません。
自分で決めたい場合は、Fixture schedulesで上の赤枠の中をタッチすると名前が決めれます。
使いたいフィクスチャーのチャンネル数はわかるが、ブランド名やモードがわからない時がありますよね?
その時に、チャンネル数がわかっていれば+ボタンをタッチしてチャンネル数にフィルターをかけて早く検索する機能が追加されました。
上はCYAN6000のモード Person2の内容を見ています。
ポイント②
カラーの設定に色温度が追加された(FLXのみ)
画像はフェーダーを一番下げた状態で、カラーピッカー全体が赤みがかる。
フェーダー画面にも色温度のフェーダーがあります。
ポイント③
各アトリビュートごとにHome(ロケート)が効くようになった(FLXのみ)
ビーム、ゴボに関しても同様です。
Homeボタンを押しながら、各アトリビュートのボタンを押します。
ポイント④
LEDのピクセルモードにいよいよ対応
パッチするフィクスチャーを選択する時のGenericの項目で、RGBW Multicellというのが今回から追加されました。
(RGBマルチセル RGBAWマルチセルもあり)
一番右側の赤枠にあるように、1セル~128セルまで選択できます。
いままで128セルまでエフェクトがかかりませんでしたがこれでエフェクトをかける事ができるようになりました。
FLXSで、RGBW 128セルを一台パッチするとこんな感じで表示されます。
ここからShiftボタン(Zボタン)を押しながら、パッチしたボタンを押すと、
ボタンを押すたびに、セルが128まで変わり、それぞれでカラーの値も決められます。
FLXの場合
FLXの方が見やすい表示です。
同じくShiftボタンを押しながら、パッチしたボタンを押すとピクセルが横に移動して、それぞれでカラーも決められます。
他にもアップデート項目はありますが、ピックアップして書き出しました。 7.11お試し下さい。
(Solutionでバージョン7.10を使うと、PGMボタンを押すとフリーズしてしまう症状は7.11で改良されています。)
イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
記事一覧
-
前の記事
【e-lite】EL BATTEN登場! 2022.05.13
-
次の記事
【イベントレポート】機材展2022in福岡の様子をご紹介! 2022.05.20