ボタン電池の小話

こんにちは、ちゃんきぃです！

先日開催いたしました機材塾「WOLFMIXをアドオンで使いやすく」にご参加いただきありがとうございました！
途中の機材トラブルにより全てお伝え出来ず大変申し訳ございませんでした。
アーカイブについてはアップした際に改めましてご案内いたします。

今回はボタン電池についてお話しようと思います。

コイン電池、マメ電池とも呼ばれるこの電池ですが車のカギや時計以外にシンセサイザーのデータ保存やICタグ等で幅広く使われております。
小さいが故に誤飲事故が多発するのでパッケージがハサミでないと開けることが出来ない方法は各メーカーさんの企業努力の賜物だと思います。

さて、そんなボタン電池ですが、弊社機材にも使われているのはご存知でしょうか？

ニコラウディですとSLESA-U11やSTICK-DE3、DINA-DR1等にも多数搭載されていますね！

ただ、ニコラウディで使われている電池は車のカギやシンセサイザー等のボタン電池とは別の品番になります！

車のカギやシンセサイザー等で使われている電池はCR2032になりますが、ニコラウディ等で使われている電池はLIR2032になります。

画像の左側がCR2032でコンビニやスーパー、家電量販店等で購入できる電池です。
国内外メーカー製も存在しましてこちらは一次電池と呼ばれるもので乾電池等の使い捨て電池になります。

一方でLIR2032は家電量販店等の店頭で基本購入できず部品の一部として組み込まれるのがほとんどかなと思います。そして国内メーカー製が無いか探しましたが今のところ見当たらず海外製がほとんどになります。
（もし国内メーカー製のLIR2032を売っている所がありましたら連絡ください！）
そんなLIR2032ですが二次電池と呼ばれる繰り返し使える充電池になります。

CR2032とLIR2032の違いは繰り返し充電できるか以外に耐電圧が違うというのも挙げられますので電池を入れ替える場合は使用できるか要確認が必要になります。

また、ニコラウディ製品はLIR2032のみ使用でCR2032の使用は絶対使用禁止となっております。
CR2032の使用による破損は保証いたしかねますのでご注意ください。。。

最後にCR、LIR共にボタン電池の廃棄方法ですが以下画像の様にセロテープ等でぐるぐる巻いて絶縁してから各自治体に一次電池、二次電池の回収方法を確認の上、廃棄を行って下さい。

ご存知の方もいると思いますがボタン電池を廃棄する際に他のボタン電池や乾電池等をまとめてごちゃまぜの状態で保管してたところボタン電池がショートして爆発、発火する事故が多発しております。

通常使ってる分では基本的に問題ないですが、廃棄以外にもボタン電池使用後に取り外して保管する場合でも同じ事が起きるのでボタン電池を外したら電極に絶縁を行ってから保管または廃棄を心がけた方が良いですね。

今回はここまで。ではまた！

ちゃんきぃ

イースペック東京営業所勤務。照明機器の新製品情報やレポート等について紹介をいたします。