Bluetooth®の進化【Auracast】のご案内!!

暑い日が続きましたが台風で少し落ち着くのかな、明日6日には蒲郡でフェス行ってます。
名古屋 岸本です。
今回はこちら・・・
AURACASTとは
題名にもある通りAuracast™とは従来のBluetooth®の進化バージョンととらえるのがわかりやすいです。
Bluetooth Low Energy Audio(LE オーディオ)は新しい機能の1つになります。
一番の違いはBluetooth®では1対1の接続だったものが1対多が可能になる事です。

特徴
同時接続:ひとつの音源から、複数のイヤホンやスピーカー、補聴器などへ音声をリアルタイム配信
気軽な接続:Auracast™対応イヤホンや補聴器で直接音声受信が可能
省エネ設計:LE Audio技術に基づいており、省電力な音声配信を実現
音質の向上:新しい音声圧縮技術(LC3コーデック)によって、高音質と低遅延の両立が可能
簡単な参加方法:QRコードやスキャン操作によって手軽に音声放送へ参加できる

Auri™ 音声配信システム
上記を利用した音声配信システムが新しくでております。
一番良いのは旧Bluetooth®と一緒に使えると各所多人数に個々に手持ちの機材で使えますが現状はAuracast™対応機材のみとなります。
Auri™はそんなまだまだ未対応な部分をフォローするのに最適だと思います。
システム構成

Auri™は送信機(AURI-TX2N)トランスミッターを軸に音声配信をします。
特徴
同じアナログオーディオソースを各トランスミッターに接続
DANTEオーディオを接続し、Dante Controllerを使用して同じ音声を複数のトランスミッターに送信
すべてのトランスミッターを同じネットワークに接続し、専用ソフトウェアから「ネットワークオーディオ」入力を使用
Dante対応なのでネットワークを通じた配信が可能です。
もちろんPOE対応なので取り付けも容易です。
見た目もWiFiのアクセスポイント同様なので馴染み安く・設置も容易です。

Auriレシーバー
上記のようにAuracast™対応機材が少ない現状ではトランスミッターを使用するのが良い状況です。

AURI-RX1
Auri™システム専用のオーディオレシーバー
3.5mmジャック搭載
特徴
・受信台数制限なし
・Auriチャンネルスキャン機能
・オープン・暗号化どちらも対応
もちろんこのシステムには片耳イヤースピーカー・ヘッドホンなどのオプションもございます!!
ただ手持ちの有線のイヤホン・ヘッドホンでもOKです。※3.5mmジャックです。
おすすめ設置場所
公共施設
美術館・博物館
音声ガイドシステム それぞれの言語での配信システムの構築
観光案内所
事前収録の多言語音声の情報配信
教育システム
授業活用
リスニング事業の多配信
特別支援学校
視聴覚障がいのある児童へのリアル配信
エンタメ業界
映画館での音声配信 多言語同時配信
演劇多言語同時配信
スポーツ観戦のスタジアム内実況配信
テーマパーク内の解説配信
医療・福祉
病院内の音声配信
呼び出し音声・館内放送の同時配信
障がい者へのフォロー
補聴器への直接配信
対応機材
直接接続できる補聴器はもう発売されております。
またコンシューマー向けのSONYヘッドホンももう発売されております。
将来に向けて可能性のあるシステムになりそうです!!
興味あるや詳しく知りたいとの事でしたらイースペック担当営業もしくはイースペックにお問い合わせ下さい!!

イースペック株式会社名古屋営業所勤務。音響照明おすすめ機材などいろいろ書きます。
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