月曜ZERO88講座其の10【ZERO88 拡張フェーダーWING】

こんにちは、ライヒーです。この講座ではFLXSではできなくて、FLXで使える機能を紹介してきましたが、今回はFLXで使用できる拡張フェーダー【WING】をご紹介したいと思います。

FLXでのみ使える機能についての過去記事はこちら
月曜ZERO88講座其の8【RemDimの設定】
月曜ZERO88講座其の6【HighLightの設定方法について】
月曜ZERO88講座 【PCバックアップシステム TrackingBackupの設定方法】

拡張フェーダーWING

24 本のフェーダーの下にあるボタンにフィクスチャーを1台ずつパッチしていき、フェーダーはそのフィクスチャーのディマーに対応しています。
本体の右側のFaderfunctionボタンでフィクスチャー操作とプレイバックを切り替えられます。
Faderfunctionボタンの下には、ページ切り替えボタンが付いており、フィクスチャーは99ページ、プレイバックページは10ページあります。 (FLXのプレイバック総数は240)

WINGは、最新のソフトウェアを実行するZerOSコンソール、またはオフラインPCエディターであるPhantom ZerOSに接続して、利用可能なプレイバックフェーダーの数を増やすことができます。 WINGは、 USB経由でFLXと接続するだけで使用可能です。 ボタンでフィクスチャー操作とプレイバックをすばやく切り替えることができ、ページアップボタンとダウンボタンを使用して、コンソール上のすべてのパッチ済みチャンネル、またはプレイバックの各ページを切り替えることができます。 複数のFaderWINGを使用する場合は、各FaderWINGを異なるページに設定するだけです。 
またWINGはSolutionSolution XLでも使用可能です。

「PhantomZeros」でWINGを使用する場合

「PhantomZeros」は、オフラインで使用可能なPCエディターソフトです。

PhantomZerosのダウンロードはこちら

オフラインPCエディターのPhantomZerosで使用する場合は、専用ソフトウェア、PhantomZerosをWindows PCにインストールし、USBポートにWINGを接続します。(ただしWINGのフェーダーの動きとページ表示はPCソフトウェア上のフェーダーの動きとリンクしません。) 
PCからARTNET経由でDMXを出力する為には別途、出力を解除する為のアンロックドングルと任意のARTNET Nodeが必要です。

本体価格

・WING 定価27万円  
・アンロックドングル 定価12万円

WINGを使った実例は後日また書いていきたいと思います。