【zero88 】zerOS Serverのバックアップ機能とシーンの接点制御の紹介
- 2021.01.18
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こんちには、ライヒーです。前回に引き続きzero88の新サーバー、zerOS Serverの紹介をしたいと思います。
トラッキングバックアップ
サーバーはFLXとSolutionの卓のみ機体にNGが発生した場合にデータを引き継ぐ機能があります。
キューリストの途中まで進んでいた場合、止まってしまったキューから再開する事が可能です。
本体とサーバーでそれぞれバック用のIPアドレスを設定し、サーバー側が下の様に待機画面に入ります。
画面上のTake Controlをクリックすれば、サーバー側でコントロールをする事もできます。
一度ネットワークを繋ぐと何度電源を入れてもバックアップは継続されています。
サーバーのフロント部分にはマスタープレイバックのコントロール部分しか付いていませんが、WINGを使用すればどのプレイバックフェーダーに保存したシーンもデータを引き継いだ後にコントロールが可能です。
接点制御
サーバーには前回紹介しましたMidi INの他に外部接点端子が付いています。
ピンの並びは下記のとおりです。
1~8番で卓の設定で8個のマクロか8個のプレイバックのスタートをトリガーする事ができます。また接点で周辺機器も簡単に同期する事が可能です。
下の動画ではサーバー上で組んだ8個のプレイバックを接点でスタートさせています。
以上 zerOS Serverの機能紹介でした。
イースペック株式会社東京営業所勤務。主にVari-LiteやStrand製品のソフトウェア情報や使い方などを発信しています。
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