【VISUAL PRODUCTIONS】Action数の節約方法
- 2021.03.09
- チュートリアル
- Visual Productions
こんにちはツッキーです。今回はSHOW CONTROLページのACTION数の節約方法をご紹介いたします。
SHOW CONTROLページのACTIONの上限数は1つのAction Listsには48個までで、システム全体では64個までと込み入ったシステムを構築する時にアクション数が足りなくなってしまう場合があります。
できるだけアクション数を稼ぐにはマニュアルの最後に載っているAPIを活用します。
APIとはApplication Programming Interfaceの略で、要約すると
OSC、TCP、UDP、HTTPなどを使用する際、特定のコマンドを入力してCUECORE内の様々な機能をトリガーすることがでるということです。
例えば、B-station2のボタン①を押してOSCをCUECORE2に送り、
CUECORE2のPlayback1の再生をスタートさせたい場合、
B-Station2から送信した任意のOSCメッセージをCUECORE2に送信し、
CUECOE2のOSCアクションを追加しB-Station2からのOSCメッセージを受信するとCUECORE2のPlaybackの再生をスタートするという設定を行います。
こういった場合にAPIを活用すると、B-Station2から特定のOSCコマンドを入力するだけでCUECORE2のPLAYBACK1の再生をスタートさせられることができます。CUECORE2側にOSCの受信アクションを設定する必要がなくなるので、CUECORE側のアクションを1つ節約できます。
それでは、マニュアルに沿ってやっていきたいと思います。
B-Station2のSHOW CONTROLページのBUTTONアクションを追加し、
OSCのタスクを追加。
このように特定のAPIコマンドを送ってやれば、受信側のアクションの設定の必要なくCUECORE2を制御することができるので、アクション数を節約するのにとても便利です。
イースペック株式会社大阪本社勤務。主にVisual Productions製品のチュートリアルや、新製品紹介等投稿します。
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