【Nicolaudie SLESA-U11 / Packet Sender】UDPでシーンを動かしてみよう

【Nicolaudie SLESA-U11 / Packet Sender】UDPでシーンを動かしてみよう

こんにちは、ちゃんきぃです!
今回はNicolaudieの照明コントローラー、SLESA-U11に書き込んだシーンをUDPで動かしてみようと思います。

SLESA-U11製品ページはこちら

使用ソフトウェア

UDPを使用するにあたってPacket Senderを使用します。Packet Senderとは、TCP、UDP、SSL(暗号化TCP)パケットの送受信と、HTTP/HTTPSリクエスト、パネル生成を可能にするオープンソースのフリーソフトウェアです。

Packet Sender公式サイト

今回はテストコマンドを送信するために使用します。ダウンロードは以下リンクから行えます。

windows版

mac版

操作

これらのコマンドは、ポート2430で16進数のUDPメッセージとして送信されます。

システムによっては、デジタル2バイトごとに、16進数であることを示す接頭辞0xが必要な場合があります。

コントローラの IP アドレスは、ネットワークに接続されている場合、ESA Pro2等のHardwareManager を使用して確認することができます。
各コマンドは、以下のコントローラの種類を示すデバイスIDから始まります。

製品デバイスID(ASCII)デバイスID(HEX)
DINA-DR1Dina__1A44 69 6E 61 5F 5F 31 41
DINA-SR1Dina__1A44 69 6E 61 5F 5F 31 41
DINA-DR2Dina__2A44 69 6E 61 5F 5F 32 41
SLESA-U11, SUNLITE-ECSiudi11A53 69 75 64 69 31 31 41
SUNLITE-FCSiudi11B53 69 75 64 69 31 31 42

※DR1等のASCIIはアンダーバー2つです。

Packet Senderを立ち上げて以下画像の様にHEXにコマンドを入力してU11のIPアドレス(ここでは塗りつぶしています)とポート2430をそれぞれ入力してUDPに変更してSendをクリックすると実行されます。

以下にサンプルコマンドを記載いたします。

STOP SCENE 1 : 53 69 75 64 69 31 31 41 0A 01 FF FF FF FF FF FF FF FF 01 00 1B 00 00 03 00 00 64

STOP SCENE 2 : 53 69 75 64 69 31 31 41 0A 01 FF FF FF FF FF FF FF FF 01 00 1B 00 00 03 01 00 64

START SCENE 3 : 53 69 75 64 69 31 31 41 0A 01 FF FF FF FF FF FF FF FF 01 00 1B 00 01 03 02 00 64

ピンクの文字がデバイスIDになります。
シーンインデックスは赤文字の部分を00 00、01 00、02 00等と変更することで指定できます。
シーンのスタート/ストップは青文字をスタートは01でストップは00と入力することで実行できます。
また、現在UDPのコマンドは上記のようなシーン切り替え等の基本的なコマンドのみ実行可能です。

お試しくださいませ。