【配信ライブに最適!?】WOLFMIXでLED Power Party Barを制御してみたらいい感じだった件 【動画あり】

【配信ライブに最適!?】WOLFMIXでLED Power Party Barを制御してみたらいい感じだった件 【動画あり】

ベテランからするとまだまだ若手、しかし若者からすると全然若くない

レッドとかグリーンとか言われると真っ先に初代ポケ〇ンが頭に浮かぶ、アラサー(30代前半弱)街道まっしぐら、まさに人間のはざまを生きています。ぎりです。


早速ですが、こちらの動画をご覧ください(初手動画再生のブログ)

どうでしょうか?LED Power Party Bar は小型の簡易ステージライトですが、WOLFMIX W1でエフェクトを駆使して簡単に様々な演出を行うことが出来ます!

というのも、WOLFMIX W1はPower Party Barのような「LED バー」や「マルチ FX バー」と呼ばれる 1 台の照明器具に複数の光源を搭載した照明器具を、最大限に動作させるのに最適化した機能があります。

下記ガイドブック抜粋



上記のような機能を正しく使うためにも、フィクスチャーライブラリーを正確に作成する必要があります。

そこで、今回は動画で使用したPower Party Bar のフィクスチャーライブラリーをWOLFMIX W1でどのように作成するかを説明致します。他の「LED バー」「マルチ FX バー」タイプの照明機材でも応用が出来ると思います。

フィクスチャーライブラリー作成方法

LED Power Party Bar 15chモードのフィクスチャーライブラリーはこんな感じです。

・まずホーム画面右上アイコンからフィクスチャーセットアップの階層にアクセスします
・+ アイコンのフィクスチャーアイコンをタップします。
・上の右から 3 番目にあるアイコンをタップするとフィクスチャービルダー画面に到達します 
 (左側のエンコーダーで Test Address を設定します。これはライトに表示される番号と一致するはずです。プロファイルを構築する間、ライトが反応するように接続しておきましょう)

☝今回のキモはここです!

フィクスチャービルダー画面下部のBEAMSをバーについているライトの数に設定します。

Power Party Barの場合は4つですので、ここを4に設定します。


Dimmer

次にDimmerパラメーターの内部です。

Power Party Barの場合、1つのDimmerで4つすべてのライトを制御しているのでBEAMはALLにしておきましょう。


Shutter

Shutter(ストロボ)も同様にALLにします。


Color

次にRGBカラーの設定です。

例として4ch目のRedのパラメーター内部です。

BEAMを「1」に設定していますがこれは、バーについているライトのパラメーターを個々に設定するために数字を割振っています。

チャンネルチャートの若番から1、2、3……。となります。

つまりPower Party Barの場合だと

4ch(R), 5ch(G), 6ch(B) = BEAM 1

7ch(R), 8ch(G), 9ch(B) = BEAM 2

10ch(R), 11ch(G), 12ch(B) = BEAM 3

13ch(R), 14ch(G), 15ch(B) = BEAM 4

となります。

応用としてDimmerやShutterのパラメーターが複数ある灯体の場合、先ほどALLにした箇所に任意の番号を振り分けることも、もちろん可能です。

LED Power Party Bar 15chモードのフィクスチャーライブラリーの作成方法はこれで終了です。


最後に

例えば、WOLFMIX W1とPower Party Barを2台などでも小規模なステージであればかなりフレキシブルな演出ができると思います。あとはムービングライトなどを入れるとさらに可能性が広がりますね!

特にWOLFMIX W1は演者の方が自身で照明もセルフコントロールしたいという場合で使われることが多く、配信ライブなどでの需要が高まってきています!

ぜひ、使ってみてください。

それでは、ばーい。