【VISUAL PPRODUCTIONS】TIMECORE実践例 3つのショーを制御してみよう。②

【VISUAL PPRODUCTIONS】TIMECORE実践例 3つのショーを制御してみよう。②

こんにちはツッキーです。今回は前回の続きでTIMECORE実践例②です。

前回の記事はこちら

TIMECORE製品ページはこちら

作業工程

1. TIMECOREの電源を入れると、タイムコードを 01.00.00.00 にセット。

2.  10秒後にタイムコードが走り出す。(Ⓐのショーがスタート)

3. タイムコードが 01.20.00.00になったら、01.00.00.00に戻って再生。

4. 外部からOSCの信号(/2h)をもらったら、
  タイムコードが 02.00.00.00にジャンプし再生。
 (外部OSCきっかけでのショーがスタート)

5. タイムコードが 02.05.00.00になったら03.00.00.00にジャンプし再生。
 (Ⓑが終わり、のショーがスタート)

6.タイムコードが 03.05.00.00になったら01.00.00.00にジャンプし再生。
(Ⓒが終わり再びの頭からスタート)

ショーⒶ:01.00.00.00 ~ 01.20.00.00
ショーⒷ:02.00.00.00 ~ 02.05.00.00
ショーⒸ:03.00.00.00 ~ 03.05.00.00

前回で1と2の工程まで設定したので、今週は3番目の工程から説明いたします。

工程3. タイムコードが 01.20.00.00になったら、01.00.00.00に戻って再生。

TIMECOREのShowcontrolページを開き左上のSOURCESからTimecodeを追加し、右側ACTION TYPESからActionを追加しEditボタンを押しActionの詳細を設定します。

タイムコードの表示が01:20:00:00にきたらトリガーがかかるようにしたいので、TRIGGER TYPETimecodeTRIGGER VALUE01:20:00:00と入力します。
右上のAddボタンをクリックし、一つ目のタスクを追加します。
TASK TYPETimecodeを選択、FEATURETimeFUNCTIONSetParam101:00:00:00と入力します。
これで、タイムコードの表示が01:20:00:00にきたら表示が01:00:00:00に戻り、セットされます。
続いて、表示が01:00:00:00に戻ったタイムコードの再生をスタートさせるために同じアクション内にもう一つのタスクを追加します。
(※一つのアクション内に追加できるタスクは8個までとなります。)
TASK TYPE Timecodeを選択、FEATUREPlaystateFUNCTIONStartとします。
これで設定完了です。タイムコードが01:00:00:00~01:20:00:00でループ再生します。

工程4. 外部からOSCの信号(/2h)をもらったら、タイムコードが 02.00.00.00にジャンプし再生。(外部OSCきっかけでⒷのショーがスタート)

Showcontrolページを開き左上のSOURCESからOSCを追加し、右側ACTION TYPESからActionを追加しEditボタンを押しActionの詳細を設定します。

外部から特定のOSCを受信したらトリガーが掛かりタイムコードの02:00:00:00の位置にジャンプするようにようにしたいので、TRIGGER TYPEMessageTRIGGER VALUE/2hと入力します。(今回は仮に”/2h”と入れましたが、OSC URIは31文字以内の半角英数字であれば何でも構いません。)
右上のAddボタンをクリックし、一つ目のタスクを追加します。
TASK TYPETimecodeを選択、FEATURETimeFUNCTIONSetParam102:00:00:00と入力します。
これで、外部から”/2h“というOSCを受信したらタイムコードの表示が02:00:00:00にセットされます。
続いて、02:00:00:00にセットされたタイムコードの再生をスタートさせるために同じアクション内にもう一つのタスクを追加します。
TASK TYPE Timecodeを選択、FEATUREPlaystateFUNCTIONStartとします。
これで、外部から”/2h“というOSCを受信したら02:00:00:00ショーの頭)から再生スタートする設定の完了です。

今回はKIOSCからTIMECOREへOSCを送信してみようと思います。

Kiosc Editorでボタンを作ります。OCS Tagの欄に”/2h“と入力します。

KIOSCのOSC設定画面でTIMECOREのIPアドレス、ポートナンバーを入力します。(今回は192.168.1.220:8000)

これでKIOSCのボタンを押すとタイムコードが “02:00:00:00“(ショーの頭)にジャンプし再生をスタートできるようになりました。

工程5. タイムコードが 02.05.00.00になったら03.00.00.00にジャンプし再生。(Ⓑが終わり、のショーがスタート)

Showcontrolページを開きActionLists:Timecodeのアクションを右側ACTION TYPESからAddボタンをクリックしActionを追加。
Editボタンを押しActionの詳細を設定します。

タイムコードの表示が02.05.00.00にきたらトリガーがかかるようにしたいので、TRIGGER TYPETimecodeTRIGGER VALUE02.05.00.00と入力します。
右上のAddボタンをクリックし、一つ目のタスクを追加します。
TASK TYPE Timecodeを選択、FEATURETimeFUNCTIONSetParam103:00:00:00と入力します。
これで、タイムコードの表示が02.05.00.00にきたら表示が03:00:00:00にジャンプし、セットされます。
続いて、タイムコードの再生をスタートさせるために同じアクション内にもう一つのタスクを追加します。
TASK TYPETimecodeを選択、FEATUREPlaystateFUNCTIONStartとします。
これで設定完了です。タイムコードが02.05.00.00にきたら03:00:00:00ショーの頭)にジャンプし再生します。

工程6.タイムコードが 03.05.00.00になったら01.00.00.00にジャンプし再生。(Ⓒが終わり再びの頭からスタート)

Showcontrolページを開きActionLists:Timecodeのアクションを右側ACTION TYPESからAddボタンをクリックしActionを追加。
Editボタンを押しActionの詳細を設定します。

タイムコードの表示が03.05.00.00にきたらトリガーがかかるようにしたいので、TRIGGER TYPETimecodeTRIGGER VALUE03.05.00.00と入力します。
右上のAddボタンをクリックし、一つ目のタスクを追加します。
TASK TYPE Timecodeを選択、FEATURETimeFUNCTIONSetParam101:00:00:00と入力します。
これで、タイムコードの表示が03.05.00.00にきたら表示が01:00:00:00にジャンプし、セットされます。
続いて、タイムコードの再生をスタートさせるために同じアクション内にもう一つのタスクを追加します。
TASK TYPETimecodeを選択、FEATUREPlaystateFUNCTIONStartとします。
これで設定完了です。タイムコードが03.05.00.00にきたら01:00:00:00ショーⒶの頭)にジャンプし再生します。

これですべての設定完了です。今回のTIMECOREの設定ファイルを以下にアップしましたので、お試しください。