【WORK PRO】Lighton3のDMXレコード機能に関して
おはようございます。
T島です。
ドッペルゲンガーはご存じですか?
自分自身の幻もしくは生き写しを目撃してしまうことをそのように言うそうなのです。
自分自身ではないですが、事務所からの帰り道でそこにいるはずのない知り合いが歩いていたので試しに連絡してみたら本人でした。
というどうでもいい話を皮切りに先週ご紹介した新規取扱製品の気になる機能を説明させていただこうかなと思っております。
ちなみに先週公開の記事はこちら
→【WORK PRO】外部DMXメモリー可能な多機能照明卓【Lighton3】入荷!
新しい製品ではないですが、今では珍しいタイプの一般調光卓ということを記載させていただいております。
またSNS一部界隈で取りざたされておりますが、本製品はスペインの照明コンソールメーカーWork Proのオリジナル製品です。
2012年リリースの同時期の製品と同じく内部基盤などを同じ開発元から供給されており、弊社が2020年末に取り扱うことを決定したため、後追い製品のように思われますが同等品と同じく2012年発売の製品です。
SNSにてLighton3を新製品と紹介してしまい、誤解を産んでしまったことをお詫びして訂正いたします。
ということで現行でリリースされている照明卓として珍しい機能が外部機器からのDMXレコードではないでしょうか?
本日はこちらを説明させていただきます。
DMX BASE RECORD機能
外部機器からのDMX信号を記録するのに使用する機能はDMX BASE RECORD機能と言います。
Lighton3にはDMX出力のポートがAとBで二系統用意されております。
ポートBはLighton3でプログラムした信号が出力され、ポートAはこちらのDMX BASE RECORD機能を使用して記録された信号を出力することが可能です。
ちなみにこのDMXレコード機能ですが、2通りの記録方法がございます。
A.AUTO RECORD
まず1つはオートレコードモードです。
こちらはDMXの値が0の時にスタンバイモードとし、1以上の値が入った際にレコードを開始するモードです。
記録終了時にはDMXの値を0にすることで記録終了となります。
B.MANUAL RECORD
次にマニュアル操作で記録のスタートとストップを操作するモードです。
こちらは信号の値は関係なく任意のタイミングで開始と停止が可能なモードです。
ちなみにこの機能でレコードした信号はボタン操作で再生することが可能です。
以下の製品画像の赤い四角内の12個のボタンに割り当てて記録される形となります。
異なるポートから信号が出力されるということで様々な使用方法が可能かと思います。
新しい製品ではないですが、便利でお安い製品となっております。
お問合せお待ちしております。
イースペック株式会社大阪本社勤務。照明機器の新製品情報や、PANGOLINなどのレーザーソフトウェアやレーザー製品について投稿します。記事一覧
-
前の記事
【VISUAL PPRODUCTIONS】B-Station2単体で 照明を制御してみよう。(パッチ編) 2021.01.19
-
次の記事
ESA PRO2対応の 新インターフェイス【DINA-DR MICRO】のご紹介 2021.01.21