【VISUAL PPRODUCTIONS】TIMECORE実践例 3つのショーを制御してみよう。①

【VISUAL PPRODUCTIONS】TIMECORE実践例 3つのショーを制御してみよう。①

こんにちはツッキーです。今回はVISUAL PPRODUCTIONSのタイムコードデバイス、TIMECOREの実践例を紹介します。

TIMECORE製品ページはこちら

20分のショー Ⓐ(1:00:00:00 ~ 1:20:00:00)
各5分のショー Ⓑ(2:00:00:00 ~ 2:05:00:00)Ⓒ(3:00:00:00 ~ 3:05:00:00)
の3つのショーを制御したいと思います。

以下の順序でショーを進めていきたいと思います。

のショーは基本的にループし、
外部からのきっかけをもらってのショーの頭に移行
のショーが終わったらのショーの頭に移行
のショーが終わったらのショーの頭に移行

以下の設定をやっていきたいと思います。

1. TIMECOREの電源を入れると、タイムコードを 01.00.00.00 にセット。

2.  10秒後にタイムコードが走り出す。(Ⓐのショーがスタート)

3. タイムコードが 01.20.00.00になったら、01.00.00.00に戻って再生。

4. 外部からOSCの信号(/2h)をもらったら、
  タイムコードが 02.00.00.00にジャンプし再生。
 (外部OSCきっかけでのショーがスタート)

5. タイムコードが 02.05.00.00になったら03.00.00.00にジャンプし再生。
 (Ⓑが終わり、のショーがスタート)

6.タイムコードが 03.05.00.00になったら01.00.00.00にジャンプし再生。
(Ⓒが終わり再びの頭からスタート)

1. TIMECOREの電源を入れると、タイムコードを 01.00.00.00 にセット。

TIMECOREのShowcontrolページを開き左上のSOURCESからSystemを追加し、右側ACTION TYPESからActionを追加しEditボタンを押しActionの詳細を設定します。

電源が入ったらTIMECOREの時間を01:00:00:00にセットしたいので、
TRIGGER TYPEStartupを選択します。TASK TYPETimecodeを選択、FEATURETimeFUNCTIONSetParam101:00:00:00と入力します。
これで、電源を入れるとタイムコードが01:00:00:00にセットの設定は完了です。

2.  10秒後にタイムコードが走り出す。(Ⓐのショーがスタート)

10秒後にタイムコードをスタートさせたいので、先程のTaskの続きに新たにTaskを追加します。 TASK TYPETimerを選択、FEATURETimeFUNCTIONSetParam11と入力、Param210sと入力します。
(タイマー1を10秒タイマーにセットするという意味です。)

同じActionの続きに更にもう一つTaskを追加します。TASK TYPE Timerを選択、FEATUREPlaystateFUNCTIONStartParam11と入力
(このTaskは10秒にセットしたタイマー1を発動させるという意味です。)

次に10秒に設定したTimer1の時間が来た時にTimecodeが走り出すという設定をします。
Showcontrolページ左上のSOURCESからTimerを追加し、右側ACTION TYPESからActionを追加しEditボタンを押しActionの詳細を設定します。

Timer1が発動し10秒過ぎたら、Timecodeが走り出すようにしたいので、
TRIGGER TYPEChannelTIMER INDEXは”1“、TRIGGER FLANKは”Stop“、右上”ADD”ボタンでTaskを追加し、TASK TYPETimecodeを選択、FEATUREPlaystateFUNCTIONStartとします
(先程10秒に設定したTimer1がストップしたらTimecodeがスタートするという意味です。)


これで、TIMECOREの電源を入れたら01:00:00:00にセットされ、
10秒後にタイムコードが走り出すという設定完了です。

今回はここまでにさせていただきます。
次回に続きます。


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